携帯業界の未来は明るい??

・料金引き下げ
・IOT、5G整備、AI

上記の問題が少しずつ改善されてきたように思える今日この頃ですが、まだまだ課題の多い携帯業界。

 

 

 

 

今後はどのようになるのでしょうか?

市場規模などを見ながら確認していきましょう!

携帯業界の市場規模

情報通信産業全体では2017年に市場規模は99兆円と発表されています。

全産業では982.5兆円ということを考えれば、10.2%とかなり大きなボリュームになってきています。さらに細かく考えると、携帯電話業界は情報通信産業の12.7兆円(2021年現在)を記録しています。全業界190業界の内の26位と上位に位置しています。

車などと同じでなくてはならない存在になっていることが、規模をみるだけでわかることでしょう。さらにインターネット業界も右肩上がりでどんどん伸びてきています。これは通信が生活の中に入ってきていることを表します。

大手3社の業績

携帯業界自体は過去の推移から見ると2018年まで増えてきて、横ばいが続いている状況になります。そんな中、大手3キャリアのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクはどうなっているんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

2020年度売上高、営業利益を見てみましょう。

NTTドコモ KDDI ソフトバンク
売上高 4兆7,252億円 5兆3,126億円 5兆2,055億円
利益 9,132億円 1兆374億円 9,708億円

なんと少し意外でした。

NTTドコモが1位かと思いましたが、3位となっていました。
代わって1位になっているのがKDDIとなっています。各社の施策によっての結果となったのでしょうが、今後の各社の動向が気になりますね。

ちなみに楽天は1兆4555億円となっています。まだまだ課題も多そうですが改善していくことでしょう。

携帯販売業界の業績や市場規模

では続いて携帯販売業界の市場規模などをみていきましょう。

携帯業界と携帯販売業界の違いとは?

 

 

 

 

携帯業界はドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天などの携帯の会社です。

携帯販売業界とは携帯を販売しているいわゆるドコモショップやauショップやソフトバンクショップのことです。

市場規模としては0.7兆円となっています。これは小さいように感じますが、かなりの規模となります。例えば最近話題になっているAI(人工知能)業界はどうでしょうか?よく耳にすることがありますが、結果としては0.07兆円と携帯販売業界の10分の1となっています。これから確実に拡大していくとは思いますが、現在ではAIはこの辺りに位置しています。

いかに携帯業界が大きいのかわかりますね。

どうして携帯業界が右肩上がりで進んでいけるのでしょうか?

携帯業界の強み

 

 

 

 

携帯電話自体の売上は伸び悩んでいますが、様々な業界との連携や新規事業などで高い売り上げを確保しています。携帯電話を一つの収益として、毎月決まった金額が資金となり、その資金を新しい事業や投資に回せるため携帯業界は強いと感じています。

今ではサブスクリプションが当たり前になってきましたが、携帯業界も同じように毎月の利用料の月額収益という点で安定しているのです。そのため、市場のニーズに合わせてサービスを変えることができることが一番の強みなのではないでしょうか?

携帯電話の料金だけで考えると下がってきているので不安に感じる人も多いと思いますが、携帯電話会社は、携帯販売だけをおこなっているわけではないということを知りましょう。

今後の将来性はどうでしょうか?

携帯電話業界の将来

日本では一人一台の時代から、一人の人が仕事やライフスタイルに合わせて携帯を何台も持つ時代になってきています。そのため、人口以上の以上の台数が市場に出回っています。

さらにIOTと関連し、携帯を電話という認識ではなく冷蔵庫や洗濯機、家にあるものの管理を行うものという認識に認識に変わってきています。

さらにさらに携帯を語るにはAIは切り離せないでしょう。これまでをまとめると、台数は頭打ちにあったとしても携帯業界自体の未来はとても明るいと言えるでしょう。

私は個人的に5Gのサービスがどのように進化を遂げるのか?期待をしています。

 

 

 

 

皆さんの中にも好きな携帯ゲームや便利なアプリなど、生活から携帯電話を切り離すのが難しいと感じている人が多いのではないでしょうか?その求められている状態こそが、携帯電話の未来のような気がします。

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